さて、今日は広義の意味での「学び」について考えてみましょう。
「我以外皆師也」つまり「私以外はみんな私の先生であり、誰からも学ぶことができる」と言ったのは、井上雄彦「バガボンド」の原作にもなっている「宮本武蔵」の原作者である吉川英治です。
しかし、この意味をもっと拡張すると、人は「路傍の石ころ」からも、「近所の草木」からも「ちょっとした自然現象」からも「動物」からも「経済危機」からも、何からでも学ぶことができる・・・と考えることも出来ます。
そして、これが形式知として明示的に分かったのが、ディロージャさんからネイティブ・アメリカンの教え(カルロス・カスタネダ)にヒントを得てつくられた Active Dreaming というワークを教えてもらって試してみた時のことだったのです。
Active Dreaming は、New Code NLP(Neuro-Linguistic Programming)の手法に即して開発されたワークです。
実際にカリフォルニア大学サンタクルーズ校クレスギー・カレッジの裏山で個人的に解決したい問題を設定した後、 Know-Nothing State になって辺りをウロウロ歩きながら問題解決になるヒントを探している時だったのです。
私の問題解決の答えを与えてくれたのは、なんと、その裏山にそびえ立つ50メートルはあろうかという、根っこがくっつき、それぞれの木の枝が上手い具合に四方に分散されていた「Redwood Tree」だったのです。
さて、Know-Nothing State は、New Codeでは非常に重視される Stateです。
グリンダー、ディロージャの著書「Turtles all the way down 」にも記載されているようにこのStateにはいつくかの特徴があります。
l 無意識を完全に信用する
l 作為をもたない
l 自分の中で起こる内部対話を完全に止める
l 中心視野から周辺視野へ切り替える
l 適度に力を抜いてリラックスする
この State は、Know-Nothing Stateと明示されていませんが、速読、記憶法などはじめ、何とかリーディングや何とかマップや何とかコードに至るまで様々な分野で活用されています。
そして、ここでご紹介したActive Dreaming は私の最も氣にいっているワークの一つですが、そのシンプルな構造とは裏腹に、Know-Nothing StateをはじめとするNew Code NLPの様々な要素が盛り込まれているワークでもあるのです。
さて、個人的には、NLPトレーナ・レベルであれば当然の如く Old Code /New Code の両方が分かっているというのが望ましいと思いますが、以下のリンクにActive Dreamingのやり方を含め、その違いが非常に分かりやすく解説されていますので、ご興味ある方はご一読されると良いのではないかと思います。
http://www.cleanlanguage.co.uk/DeLozier.html
New Code NLPの特徴が、
(1) State
(2) Conscious-Unconscious Relationship
(3) Balance Between Practice and Spontaneity
(4) Perceptual Positions
(5) Attention
(6) Filters
(7) Multiple Descriptions
の7つの視点から開発者の一人であるディロージャさんご本人により非常に明快にかつ簡潔に説明されている非常に優れた文献ともなっています。
P.S 話は違いますが、エリアフ・ゴールドラットの「ザ・チョイス」の日本語版が昨日発売されましたね。 内容は中々良かったですよ。
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